【ジョイニュース24 イ・ミヨン記者】 歌手アン・シネは、リメイクアルバムの制作がサイの提案によるものだと語った。
アン・シネは21日午後6時に新アルバム『Best Before(ベスト ビフォー)』をリリースし、約1年3か月ぶりにカムバックする。
アン・シネは、1年3か月にわたって取り組んできた制作物をファンに披露することを考えると胸が高鳴ると話す。アルバムを仕上げるまでに作っては作り直すことを3回も繰り返すほど悩み抜いたが、結局その過程がすべて楽曲に溶け込んだように思えると発売への思いを語った。
新作はキム・ゴンモの「혼자만의 사랑」をタイトル曲に、春夏秋冬の「사람들은 모두 변하나 봐」、キム・ヒョンチョルの「왜 그래」、ウォン・ミヨンの「이별여행」を含む全4曲のリメイク盤だ。時が経っても歌謡ファンからの変わらぬ支持を受ける名曲群を再解釈したものになっている。
リメイク盤をカムバック作に選んだ理由については、最近は自分の視点を描いた『Dear City(ディア シティ)』『Dear Life』シリーズを続けており、次作も最後の『Dearシリーズ』で完結させる予定だったが、制作中の苦悩が大きく何度も作り直したと説明した。その過程を見ていたサイ代表が「リメイクアルバムをやってみたらどうだ。自分がリメイクを作って感じた幸せを君にも味わってほしい」と提案してくれたという。
作業に突破口が必要だったことと、人々に愛された曲に自分の色を加えることが面白いと思えたことが決め手になった。結果的に過度に自分に没入する状態からこのアルバムが自分を救う役割を果たしたように感じるし、大衆に自分の色を示す良い機会にもなったと満足を示した。
キム・ゴンモの「혼자만의 사랑」がタイトル曲になった経緯も明かした。タイトル曲の選定に悩んでいた際、プロデューサーのユ・ゴンヒョン先輩が収録曲の作業中だった「혼자만의 사랑」をアカペラで編曲してみてはどうかと提案した。すぐに取りかかり徹夜で1番を仕上げて代表に聴かせたところ、それがまさかタイトル曲になるとは想像していなかったと告白した。
今回のアルバムは作曲家としての能力というよりもボーカリストとしての面に重心を置いて制作したが、最終的にタイトル曲になったこの曲はこれまでの自分の作品の中で創造性が最もよく発揮されたケースになったという。楽器を使わず73の声だけで構成されたトラックがタイトル曲になることに対する懸念もあったが、かえって独創的だという見方がタイトル選定を後押ししたと説明した。
アン・シネは新アルバムの発表に合わせ、今月25日から5月17日までソウル麻浦区の연남스페이스で4週間にわたり毎週土日、計8回の小劇場コンサート『SCENE A(シーン A)』を開催する。
『SCENE A』は自身の名前を冠した初のコンサートで、構想は自分が温めていたものだが、サイ代表からの提案もあった。最初は200回公演はどうかとも言われたが、まずは初回なので4週間8回で軽く始めるとし、ギター1本とピアノ1台でほぼ全曲を披露する、生のまま自分自身をそのまま見せる公演になると示唆した。
ファンに向けては、準備は整っているので公演に来る観客には滞在中だけでも安心してほしいと呼びかけた。他の日常の心配やストレスをすべて置いて来てほしいと来場を期待した。