ついに来た!早すぎる夏の準備

キム・ミンソル | 2026.04.27

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ファッション業界、3月から4月にかけて夏の準備

「アーリーサマー」ニューノーマルとして定着

早い暑さに注目される「ウィンドブレーカー」

【アジアタイムズ=キム・ミンソル記者】 ファッション業界の動きが速まっている。4月から日中の気温が20度を越える初夏の陽気を迎えるのが当たり前になりつつあり、業界は夏商戦を前倒しで展開している。

\"左からBYCの機能性ウェア「ボディドライ」、リーボック26SSシーズンのカット\"
左からBYCの機能性ウェア「ボディドライ」、リーボック26SSシーズンのカット。 (写真=各社)

26日、流通業界によると、通常4月末から5月初めにかけて始まっていたファッション業界の夏マーケティングが、3月末〜4月初めへとおよそ1か月前倒しになった。通常、夏のファッション市場は6月〜8月とされるが、近年の気候変動で4月から暑さが強まることが増え、「アーリーサマー(Early Summer)」トレンドが生まれている。


BYCは今月13日から19日の1週間、直営店での夏向け機能性ウェア「ボディドライ」の販売量が前週(4月6日〜12日)比で約75%増加したと発表した。BYCは例年より初夏の気候が早まったことで、汗の吸収や速乾機能を備えた機能性ウェアを求める消費者が増えたと説明した。


この傾向を受け、ファッション業界は夏物商品の投入を急いでいる。


ミストコリアの「フィラアンダーウェア(FILA UNDERWEAR)」は最近、冷感・汗排出・通気性などの機能性を訴求する「クールウェーブ(Cool Wave)」ラインを発売した。製品ラインアップは消費者のニーズを反映し、男女用をフルラインでそろえた。


ファッショングループヒョンジのクロコダイルレディは、夏用機能性の新ライン「香りの時代」を発表した。ラインは夏用ジャンパーをはじめ、ベスト、ワンピース、ブラウスなど計8種で構成され、通気性に優れた素材にマイクロカプセル加工で香りを付与している。


特に業界で最近注目されているのが「軽量ジャンパー(ウィンドブレーカー)」だ。従来はアウトドアブランドが主に展開していたが、夏の着用に適した通気性や紫外線カット機能を備え、明るい色味を取り入れることで消費者を引き付けている。

\"グーグルトレンドで「ウィンドブレーカー」の検索量を0〜100の指標に換算した結果\"
グーグルトレンドで「ウィンドブレーカー」の検索量を0~100の指標に換算した結果。今年3月末に関心度が昨年秋シーズンより高くなった。 (写真=グーグルトレンドキャプチャ)

グーグルトレンドによると、「ウィンドブレーカー」への関心は昨年秋より今年の方が高い。過去1年間の検索量を0〜100で換算した推移では、今年3月22日〜29日の検索量が100で最も高かった。昨年秋に関心度が最高潮だった10月5日〜12日(82)より20%以上上回る数値だ。


これを受け、業界は夏向けウィンドブレーカー商品の投入をいっそう加速している。


アイダーが発表した「シアー(SHEER)」シリーズはナイロン15Dの超軽量パウダリー素材を採用し、冷感機能を加えて動きの中でも涼しさを感じられるようにした。


ザ・ネイチャーホールディングスが展開するナショナルジオグラフィックアパレルは、ブランドモデルのナナと共に制作した2026 SSのカットで、超軽量ローデニール防風素材を採用した「ライトパック」シリーズを発表した。併せて発売した「アデラ」は接触冷感とUPF50+の紫外線カット機能を備え、春先から盛夏まで着用できる設計だ。


LFのリーボック(REEBOK)は今季SSでウィンドブレーカーを軸としたハイブリッドウェア戦略を強化した。アソンダイソも今年の夏に「ナイロン軽量ジップウィンドブレーカー」と「ナイロン軽量フードジップウィンドブレーカー」を機能性衣料として発売した。


あるファッション業界関係者は、最近は春・秋の期間が短くなり夏と冬が長くなる傾向があり、薄手のジャンパーを重ね着して体温を調節する需要が出ていると指摘した。昨冬に人気を博した軽量パディングや、今夏注目される軽量ジャンパーはその流れの一端だと説明した。