「涙を流す」無名歌手、ついに1位獲得!感動の舞台裏とは?

キム・ウォンギョム 기자 | 2026.03.12

引用:放送画面キャプチャー
引用:放送画面キャプチャー
▲ 11日放送されたMBN『無名伝説』で「有名選抜戦」1位を獲得した成理。放送画面キャプチャ

【スポーツビズ=キム・ウォンギョム記者】『無名伝説』で成理が有名選抜戦の1位を獲得した。

11日放送のMBN『無名伝説』では、序列のトップ4・5層を占めていた“有名挑戦者”たちの正体が明かされた。公開された挑戦者の中で最も注目を集めたのは、「これまでトロットのコンテストに5回出場したが、一度も決勝に進んだことがない」と語る成理だった。昨年、MBN『現役歌王2』で敗退した後、深い苦しみや虚無感、喪失感を味わい、歌手人生が終わるのではないかとまで思ったと明かした。

成理は、除隊後に力を振り絞って数か月間忙しく働いたが、ある日を境に仕事がぱったり途絶えた時期があったと語る。そのときは一般の進路へ転向しようかと考え、兄に従って技術を学び、資格を取得して将来に備えたという。歌手を引退する直前まで追い詰められたが、『無名伝説』が声をかけ、再び歯を食いしばってステージに臨む決意を固めた。

成理は原曲『주저하지 말아요(躊躇わないで)』を選び、ステージに上がった。除隊後に一層深まった魅力をまとって戻ってきた成理は、自身のスタイルで楽曲を再解釈し、視聴者と審査員の心を同時に掴んだ。切れのあるダンスと多彩な表情で、一瞬たりとも目を離せないパフォーマンスを見せた。

多数のダンサーと呼吸を合わせ、休む間もなく繰り広げられた激しいパフォーマンスの中でも、揺るがない成理の確かなライブ力が際立ち、客席だけでなく仲間や先輩たちからも感嘆の声が相次いだ。今回の『無名伝説』のステージは、成理の音楽的な力量と舞台支配力を改めて示し、六角形のオールラウンダー歌手という称号の正当性を証明した。

成理の舞台を見た南進は「うちの成理くんの審査は『これで終わり』だ」と断言し、アイビーも「成理は別次元だ。ダンスと歌の強度が完璧だった」と絶賛した。周現美は「どれだけ練習したのかと思う。15年間何も成し遂げられなかったという焦りもあっただろうが、彼女には本当に多くのものがある。苦労も多いだろうが、このステージを守ってほしい」と深い愛情を示した。

成理の舞台は、トッププロ陣の採点で総得点130点中126点という圧倒的な高得点を獲得し、一気に1位へ躍り出た。予想外の結果に成理は涙を見せ、観客や仲間から熱い拍手が送られた。その後、観客点で146点を獲得し、総合272点で堂々と最終1位を記録。伝説の始まりを告げた。