「江南スタイル」成功の陰で感じた苦悩とは

キム・ヒョンロク 기자 | 2026.05.12

Translation result▲ ▲ 2012年ドイツ・フランクフルトで「江南スタイル」のステージを披露しているサイ。ⓒゲッティイメージ

【スポティビニュース=キム・ヒョンロク記者】歌手サイが、世界的大ヒット曲『江南スタイル』の成功がもたらした幸福と重圧を打ち明けた。

サイは9日に放送されたCNNインターナショナルの新ドキュメンタリー『K-エブリシング』に出演し、司会を務めた韓国系俳優ダニエル・デイ・キムとの対談でこう語った。

2012年にサイが公開した『江南スタイル』は、ミュージックビデオの再生回数が公開から6か月で世界初の10億回を突破した世界的ヒットだ。特に米国市場をはじめ世界中に訴求し、K-POPの地位を一変させた。

サイはその成功について「歌手としては一生享受できるものだが、作曲家としては夢であると同時に悪夢でもある」と吐露し、「どうすればこれ以上の作品を作れるのか」と悩みを明かした。

また、タイガーJKが高速道路の路肩に車を止めて泣きながら自分に電話してきたというエピソードにも触れた。

当時、タイガーJKは「歌詞がすべて韓国語の曲が米国のラジオで流れることが、韓系アメリカ人にとってどれほどの意味を持つか分かるか」と感激して泣いたという。ダニエル・デイ・キムも「思い出すだけで胸が熱くなる」と述べた。

ただし、ソウル・江南にある『江南スタイル』の銅像については、率直に「個人的には恥ずかしく、過分だ」と語った。

『江南スタイル』の大成功後、自ら率いる事務所P NATIONを設立したサイは、その後に開催する年次コンサート「フムッキョショ」を大ヒットさせ、夏のコンサートの象徴的存在となった。

サイは「フムッキョショ」を「幸福の頂点」と表現し、「2万5000人の観客の前で公演すれば、自分のせいで幸せになっている2万5000の顔を目の前に見ることになる。その時は本当に死んでも悔いはない」と感慨を語った。