キム・ドンヨン・チュ・ミエ、12日出馬表明
各種世論調査でキム氏が「不動の1位」
ハン・ジュンホ、攻勢強めるも支持率は低迷
国民の力、人材難…2者対決の見通し

6月3日の京畿道知事選をめぐり、共に民主党所属の予備候補たちの神経戦が激化している。これまでの世論調査で現職のキム・ドンヨン知事が安定した優位を保っているため、いわゆる「名ピック」とされる候補らへのけん制も強まっている。
そのなかでも党内の強硬派に位置づけられるチュ・ミエ議員の出馬が目前とみられる。キム知事に挑む予備候補の中で最も知名度の高いチュ議員が出馬表明すれば、京畿道を巡る候補同士のネガティブ戦が本格化する可能性が高い。
11日、政治関係者の話では、6・3地方選の主要激戦地とされる京畿道は現職のキム知事を含め、クォン・チルスン、チュ・ミエ、ハン・ジュンホ両議員とヤン・ギデ前議員の計5人による争いになる見通しだ。キム知事とチュ議員は12日、それぞれ別の場所で公式に出馬表明の記者会見を行う予定である。
同日の出馬表明を機に、党内の予備候補間の論戦は一段と激しくなる見込みだ。政治関係者は「穏やかなイメージのキム知事と強硬なチュ議員の対決は、有権者にとって注目点になる」と指摘し、支持率がまだ伸び悩むものの「名ピック」と呼ばれるハン・ジュンホ議員の巻き返しにも注目すべきだと述べた。
ハン議員はキム知事に対する攻勢を強めている。ハン議員は今年1月、イ・ジェミョン大統領から「1号感謝状」を受け、いわゆる“名ピック”とみなされてきた。しかし、これまでの世論調査では次期ソウル市長の有力候補と比べ京畿道での支持が伸び悩んでいる。
実際、先月21日に京畿日報がリサーチアンドリサーチ、チョウォンC&Iに依頼して電話面接(CATI)方式で京畿道有権者1012人を対象に「次期京畿道知事候補の適合度」を尋ねたところ、キム知事が31.9%、チュ議員が21.6%で、キム知事が10ポイント以上の差をつけて首位だった。
続いてハン議員が8.3%、クォン・チルスン議員1.4%、ヤン・ギデ前議員1.2%だった。旧正月連休直後に公表された世論調査であり、「食卓の民心」を反映する意味で注目される結果だ。詳細は中央選挙世論調査審議委員会を参照すればよい。

ハン議員はこの調査結果を気にしていないように見え、キム知事を「反イ・ジェミョン」フレームで攻める姿勢を鮮明にしている。11日にはフェイスブックで、京畿道の女性向け生理用品支援策を問題視し、「イ・ジェミョン政権は支援を拡充しているのに、京畿道は先着順なのか」と投稿した。政府の公的生理用品試行事業に対し、京畿道が後退していると非難する内容だ。
その前には、イ・ジェミョン大統領の側近とされるキム・ヨン前民主研究院副院長のイベントにキム知事が参加すると報じられた際、ハン議員はフェイスブックで「選挙のときにキム・ドンヨン陣営の総括責任者だったキム前副院長らイ・ジェミョン側の人々が全力を尽くしたが、当選後に徹底して外された」と主張していた。
ただしキム知事はハン議員の攻勢に対し特別な反応を示していない。以前、京畿道知事への出馬を表明したキム・ビョンジュ議員は、事実確認のない攻撃的な主張を繰り返した結果、予備選開始前に中途撤退する事態になった。
ハン議員の動きとは別に、注目点はやはりキム知事とチュ議員の対決の行方である。温和な印象のキム知事と攻撃的なイメージのチュ議員が盾と矛のようにぶつかる場合、京畿道の民心がどちらへ傾くかは予測が難しい。
もし支持が低迷するハン議員がチュ議員との統合を試みれば、情勢はさらに流動的になる。最終的にハン議員の支持率や競争力がキム知事に及ばないと判断されれば、支持の重心がチュ議員に移る可能性がある。
一方、国民の力では候補と目されていた重鎮が相次いで出馬を見送り、人材難に直面している。現時点ではヤン・ヒャンジャ最高委員とハム・ジンギュ前韓国道路公社社長の事実上の二者対決となる見通しで、党の公選管理委員会は2人による競合を実施するか、単独擁立とするかを協議している。
なお、共に民主党の京畿道知事選は来る21日〜22日に予備選を行い、候補3人に絞る。来月4日〜7日に本選を実施する予定で、予備選は権利党員の100%投票で、本選は党員投票と国民世論調査をそれぞれ50%ずつ反映して決定される。
ただし党の公選管理委員会は女性・若年候補者を配慮するため本選に特別枠を設け、チュ議員は自動的に本選に進出することになった。したがってチュ議員を除く4人のうち2人だけが本選に進む。本選で過半数が得られない場合は、4月15日〜17日に2人による決選投票で候補を確定する。
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