" />ソウルのファッションとデザインの中枢、東大門が起業エコシステムの新たな舞台として台頭している。ソウルデザイン財団(代表 チャ・カンヒ)は、東大門ミリオレと連携し、2025年12月に開所するソウルデザイン創業センター東大門キャンパスの第1期入居ブランドを募集すると13日に発表した。本キャンパスは公共と民間の協力で東大門商圏の活性化と若手デザイナーの創業支援を同時に進める戦略プロジェクトだ。
ソウルデザイン創業センターは2009年のDMC創業センターを皮切りに、2020年の弘大入口駅キャンパスを経て、ソウルを代表する創業インキュベーション・プラットフォームとしての地位を築いてきた。今回の東大門キャンパスは、国内最大級のファッション卸・製造インフラを擁する東大門商圏を基盤に、ライフスタイル・ファッションブランド20社を選抜して集中的に育成する。
東大門は創業ブランドが市場性と実験性を同時に検証できる稀有な舞台だ。ソウルデザイン財団は単なるオフィス提供にとどまらず、入居ブランドがマーケットやポップアップ、ネットワーキングイベントに参加して互いのブランドを宣伝し、ファン層を広げられる共同成長モデルを運営する計画だ。財団は「東大門ミリオレ自体に活力が生まれるようプログラムを設計し、入居ブランドと商圏が共に成長するよう誘導する」と述べた。
東大門キャンパスの募集は、創業2年以内の新興ブランド(40%)、3〜4年目の成長段階ブランド(30%)、ファン基盤を確立した5年目以上のブランド(20%)、インフルエンサー・クリエイター(10%)まで、多様な経験と能力を持つブランドを対象とする。これにより入居ブランドは経験とノウハウを共有し、共同プログラムやネットワーキングを通じて互いに学び成長できる体制が整う。
募集手続きは▲1次書類審査 ▲2次PT・実物審査の順で進み、最終合格者はソウルデザイン財団のホームページ(www.sdf-incu.or.kr)で発表される。入居期間は2025年12月から1年で、評価により最長4年まで延長可能だ。申込締切は10月31日である。
入居ブランドには独立ブース形式のオフィスを提供し、業務に集中できる環境を保証するとともに、共同プログラムを通じて協業と交流の機会も提供する。特に▲DDP・ミリオレ連携の核心インフラ支援 ▲マーケット・ポップアップ・ワークショップ・ネットワーキングプログラム ▲業界専門家によるメンタリングと1:1コンサルティングなど、成長に合わせたカスタマイズされた支援が受けられる。
ソウル市と財団は今回のキャンパスで、ライフスタイル・ファッション創業者の育成、東大門商圏の活性化、ソウルの創業エコシステム拡大という三つの目標を同時に追求する。長年空室だったミリオレの遊休スペースを創業スペースとして再利用し、地域商圏に新たな活力を吹き込む点も注目される。
チャ・カンヒ ソウルデザイン財団代表は「東大門にK-デザイナーたちが集まり協力と交流を続けるとき、地域自体が都市再生の中心地として発展できる」と述べ、「DDPと連携した東大門キャンパスは創業者たちが挑戦し協力し、世界へ羽ばたくプラットフォームになる」と語った。
弘大入口駅キャンパスは過去5年間で合計77のデザイン企業を発掘・育成しており、モアカンパニー、フィンカ、フィンアウェイキンなどの入居ブランドはニューヨーク近代美術館(MOMA)や国内セレクトショップ29CMに入店し、K-デザインの地位を国際的に高めた。東大門キャンパスもこうした実績を受け継ぎ、創業者と商圏が共に成長する新たな成功モデルを築く見込みだ。