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クジラ・温泉・無人島…地域の特色を生かした観光地 「ちょっと見て去る場所」から「滞在したくなる場所」へ 蔚山·大田·金浦·光州·奉化…滞在型観光地 |
地方の観光地開発のあり方が変わっている。韓国の観光は吊り橋とケーブルカーが全てという冗談が出るほど、似通った観光地ばかり量産していると批判されてきた。だが最近は、地域資源を生かした新たな観光地開発の動きが相次いでいる。
最近、イ・ジェミョン政権は第11回拡大国家観光戦略会議で、2029年までに訪韓外国人3000万人時代を切り開くと明らかにした。この目標の下、地方観光の活性化が主要政策課題として浮上した。地方空港の国際線拡大や高速鉄道の事前予約期間延長など、交通サービスの強化が進められる予定だ。
滞在型の観光地として残るには、見るべきものと滞在する理由が不可欠だ。地方自治体はこうした旅行トレンドに合わせ、地域の特色を反映した観光地の開発を加速している。2030年までに完成予定の地方の観光開発事業だけを見ても、その流れは一層明確だ。
蔚山長生浦クジラ文化特区の全景 / 写真=蔚山南区
国内唯一のクジラをテーマにした観光特区、蔚山南区の長生浦クジラ文化特区は、2024年から南部圏の広域観光開発事業が動き始めている。
主な事業は△ザ・ウェーブ△コースターカート△空中歩道「クジラの背道」△家族向け宿泊施設「クジラの眠り」、そして幻想の島チュクドの観光資源化だ。
総額11億8000万ウォンが投じられた「ウェールズスイング」は、動力式2人乗りの空中ブランコだ。新設されるエクストリーム施設のコースターカートは、長生のキャラクターをあしらったカートに乗り、スイカ園やクジラ文化村周辺の1.1km区間を最大時速40kmで走行する仕組みだ。
ザ・ウェーブは地上2階建ての木造建築で、全長31mの大型メディアトンネルを備える。クジラ海旅行船の発券所や2階の展望台、屋上の眺望スペースを設け、モノレールから楽しめるクジラをテーマにしたメディアコンテンツを展開する予定だ。
蔚山南区は、上半期中に主要拠点施設が完成すれば、長生浦クジラ文化特区を全国的な滞在型観光名所に引き上げられると期待している。
ユソン温泉文化体験館の鳥瞰図 / 写真=大田ユソン区
大田ユソン区では温泉資源を文化・体験を軸に再編成する取り組みに力を入れている。核となるのは、ユソン温泉文化公園のドゥドゥリム公演場一帯に整備される「ユソン温泉文化体験館」だ。
この事業は2020年に文化体育観光部の「温泉地区観光拠点造成公募事業」に選定され、推進されている。総額198億ウォンを投じ、地下1階・地上2階、延床面積4796㎡規模で整備される予定だ。
屋外公演場とつながる回廊、ユソン温泉のPR展示室、プール構造を取り入れた屋外空間、四季を通して利用できる屋内空間など、多様な温泉体験の場が整備される。2027年7月の完成を目指している。
ユソン区は今後、ユソン温泉文化体験館と合わせて、△グッズ開発 △1500機規模のドローンライトショーを四季の祭りコンテンツ化 △放動(バンドン)ユンスル通りの夜間景観と成北洞の森林キャンプ場テーマの連携 △出張客向けの常設ウェルネスプログラム △スマート観光案内システム導入などを同時に進める計画だ。
ユソン区はこの施設を地域の代表的な祭りである温泉祭りと連携させ、公演・展示・温泉体験プログラムを運営する方針だ。
京畿道金浦市のブレイド観光資源化事業の鳥瞰図 / 写真=金浦市
京畿道金浦市では、軍事的・地理的な特性から数十年間一般人の立ち入りが制限されてきた無人島ブレイドを観光資源へと転換する取り組みが始まった。
金浦市は大谷面新安里の塩河にあるブレイド観光資源化事業に総額101億ウォンを投じ、2027年6月の完成を目指す。対象地は1万7217㎡の規模で、進入広場や本島の周回道、幅1.5m・長さ200mの吊り橋、休憩所、景観空間などを整備する計画だ。
ブレイドは完成後、自然の中での音楽会や文化公演、変わり種の「ぼーっとする大会」などイベント型の観光を開き、△大名港△艦上公園△平和の道とつなぐ循環型観光コースも構想されている。森の中での読書、渡り鳥・湿地の観察といった生態プログラムや夜間の景観照明、出入りの簡素化システムを活用した夜間観光の活性化も同時に推進される予定だ。
金浦市は過度な人工開発を抑え、自然環境を守りつつ市民と観光客が休息や生態体験、学びを享受できる空間としてブレイドを整備する方針だ。
光州・魚登山(オドゥンサン)観光団地開発の鳥瞰図 / 写真=光州広域市
光州広域市では大規模な滞在型の複合観光団地の開発が進行中だ。魚登山観光団地には「スターフィールド光州」の出店計画があり、2026年着工、スターフィールドやコンドミニアム、付帯施設は2030年完成、レジデンスは2033年に順次完成する予定だ。
光州市はこれをホナム圏を包括する西南圏の観光拠点、全国規模の来訪者が訪れる「ステイケーション」の名所に育てる計画だ。
慶尚北道奉化(ポンファ)・白頭大幹ヒーリングペットビレッジの鳥瞰図 / 写真=奉化郡
慶尚北道奉化郡では奉城面外三里一帯に「白頭大幹ヒーリングペットビレッジ」を造成中だ。2022年に基本構想と妥当性調査が始まり、本格化した事業で、ペットと飼い主が共に滞在して休み、散歩し、交流する滞在型の観光施設を目指している。
総面積1万6700㎡の敷地に、地上2階建て・18棟規模の宿泊施設やペット用の広場、散歩道、屋外活動スペースなどを備えた複合空間として整備する予定だ。奉化郡は利便性や安全性、動線、外部空間の活用性、環境配慮、エネルギー節約要素まで検討している。2026年末の完成が目標だ。
これらの事業を総合すると、最近の地方観光開発の方向性は明確だ。「一度見て去る施設」よりも「滞在して体験する空間」を目的とする動きが強まっている。どこへ行っても似た観光地を作るのではなく、地域の特色を打ち出した観光地へと転換しようという流れが鮮明になっている。
文書連(ムン・ソヨン) 旅行+ 記者
毎日経済 文書連記者ページ
media.naver.com
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