AI同盟強化の鍵!黄CEOが受賞

アン・ヒョンジュン | 2026.05.14

▲ 1月5日(現地時間)、NVIDIAのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が米ラスベガスのフォンテンブロー・ホテルでCES 2026の基調講演を行っている。写真=ジン・ミンソク記者
▲ 1月5日(現地時間)、NVIDIAのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が米ラスベガスのフォンテンブロー・ホテルでCES 2026の基調講演を行っている。写真=ジン・ミンソク記者
トゥデイコリア=アン・ヒョンジュン記者 | SKグループなど主要な韓国企業との協力を公然と強調してきたNVIDIAのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が、今年バン・フリート賞(Van Fleet Award)の受賞者に選ばれた。これを受けて、韓国の半導体業界や財界はファンCEOとチェ・テウォンSKグループ会長の関係に注目し、AI同盟の強化を期待する声が出ている。

韓米親善の非営利団体コリアソサイエティは13日(現地時間)、ファンCEOを2026年のバン・フリート賞受賞者に選んだと発表した。

団体は、ファンCEOがAIと半導体産業の革新を牽引し、SKハイニックスなど韓国企業との戦略的協力を拡大して米韓の技術同盟強化に貢献したと評価している。

特にバン・フリート賞は、朝鮮戦争当時に米第8軍司令官を務めたジェームズ・バン・フリート将軍をたたえて創設された賞で、1992年以降、韓米の友好と協力促進に寄与した個人や団体に授与されてきた。

代表的な歴代受賞者には、金大中(キム・デジュン)前大統領やジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領、BTS(防弾少年団)などがいる。

特に財界では、韓国産業界の地位を高めた実業家らに継続して贈られてきたことから、象徴性が大きいと受け止められている。 SKグループでも、故チェ・ジョンヒョン前会長が1998年に受賞したのに続き、2017年にはチェ・テウォン会長が同賞を受けている。

また、ジェンスン・ファンCEOの受賞を契機にチェ・テウォン会長とのAI同盟がいっそう強化されるとの観測も出ている。

チェ会長は今年3月、米サンノゼで開かれた世界最大級の技術カンファレンスGTCに足を運び、ファンCEOの基調講演を視聴して次世代技術のロードマップを確認した。

とりわけチェ会長は当時、ファンCEOと共にSKハイニックスのブースを回り、ベラ・ルビンに適用されるHBM4やサーバー向け低電力DRAMモジュールSOCAMM2などの展示を確認して開発状況を点検した。ファンCEOも現地でベラ・ルビン(VERA RUBIN 200)製品にサインして信頼を示し、来場者の注目を集めた場面があった。

これを受け、業界では両社の協力が現在のAI産業構造を動かす重要な軸の一つだと評価する声がある。

実際、チェ会長が最近自身のSNSに「ギブス・プン記念で投稿する」として掲載した写真には、ジェンスン・ファンNVIDIA CEOやマーク・ザッカーバーグMeta CEOらグローバルなビッグテック首脳のサインが写っていた。当時はビッグテック各社がAIインフラ構築で競争を続ける中、供給側のSKハイニックスとの協力関係が維持されることを象徴する場面だと受け取られた。

財界関係者はメディアに対し、「AI時代に入り、半導体やデータセンター、電力インフラが国家競争力の核心資産として浮上し、企業経営者の役割も外交・安全保障の領域まで広がっている。ファンCEOとチェ会長がバン・フリート賞の受賞者として結び付けられたことは、技術同盟の時代を象徴的に示す出来事だ」と語っている。