
▲22日、ソウル龍山区漢南洞で開かれたコオロンFnCの「ヘリノックス ウェア」ローンチ記念ポップアップストアの現場。写真=백솔미 記者
ファッション企業コオロンインダストリーFnC部門(コオロンFnC)は、50年以上にわたる蓄積されたノウハウと技術力を前面に、グローバルアウトドアブランド「ヘリノックス」の衣類をファッション市場に初めて投入した。昨年10月にヘリノックスの衣類ビジネスのライセンス契約を締結し、約1年で実現した最初の成果だ。
コオロンFnCはヘリノックス衣類のローンチを記念して22日、ソウル龍山区漢南洞で「ヘリノックス ザ ファースト エディション(HELINOX THE FIRST EDITION) : 初版本」というタイトルのポップアップストアを開き、2025年秋冬(F/W)を見据えた「ヘリノックス ウェア」ラインナップを公開した。
コオロンFnCとヘリノックスの提携は、昨年の衣類ライセンス契約が伝えられた時点から注目を集めていた。コオロンFnCが衣類を手がけ、ヘリノックスがアウトドア用品からキャンピングファニチャーへと事業領域を広げて確固たる地位を築いている――双方が韓国発の企業である点から、両社が生み出す成果に関心が集まった。
両社が手を組んで1年で生まれた「ヘリノックス ウェア」の核は、2009年のローンチ以来、アルミ素材を用いた登山用ストックで出発し、人気製品「チェアワン」などのキャンピングファニチャーを通じて培われた技術と美学を衣服へ移し、具現化した「ウェアラブルギア」(wearable gear)にある。

▲「ヘリノックス ウェア」ラインナップ。写真=백솔미 記者
完成度を高める工程では、ヘリノックスのアイデンティティを守りつつ、コオロンFnCが持つ防水・撥水・通気性などの高機能素材や構造的デザインのノウハウを加え、シナジーを最大化した。アウトドア装備の強みである軽さ、耐久性、革新性を衣服でも体感できるよう、技術力を総動員している。
これにより日常とアウトドアの境界を取り払い、日常でも共存し得る新たな概念の「ライフスタイル・アウトドア」領域を切り拓こうとしている。
オープン初日に記者が訪れたポップアップストアには、ヘリノックス ウェアの通常シーズン商品と「エディション シリーズ1」が展示されていた。エディションシリーズはブランドのアイデンティティを凝縮し、シーズンの区別なく継続的に展開され、発売順に番号が付される。
第1弾はイクリプスパックダウンジャケットとイクリプスパックダウンベストで構成される。極限までの軽量化により、着用時のかさばりや重さによる不便さを解消している。ポケットやボタンなどの細部も、体温が逃げず外気が侵入しないよう緻密に設計されている。
発売予定の製品は約60点で、10万ウォン(約1万711円)台のTシャツから40万〜70万ウォン(約11万7,821円)台のジャケットまで幅広いラインナップを揃える。
コオロンFnCの関係者は「『ヘリノックス ウェア』は単なる衣類コレクションではなく、ヘリノックスが蓄積してきた技術と哲学、そして文化的感度をまとうもう一つのコミュニケーション手段になる」と述べ、「コオロンFnCの技術と出会うことで、ギアとウェアが共存する日常とアウトドアをつなぐ新たなライフスタイルを提示したい」と語った。

▲「ヘリノックス ウェア」のエディションシリーズ1製品のうち、イクリプスパックダウンジャケット。写真=백솔미 記者
백솔미 記者 bsm@ekn.kr