グローバルファッションブランドH&MがA/W 2025コレクションの第2章を発表した。先月開催されたロンドンファッションウィークで独占披露されたこの章は、2日から店頭とオンラインで展開される。

コレクション第2章は「ネオン・ヌワール」と「シネマティック・ミステリー」を軸に、優雅で洗練された都市の夜を感覚的に描く。テーラリングからファー、レザーアウター、レースドレスやスリップに至るまで、クラシックなアイテムを現代的に再解釈しているのが特徴だ。
各アイテムは洗練された都市のライフスタイルを体現し、昼から夕方、深夜まで続くフォーマルウェアの新たな可能性を提示する。
とりわけ今回のコレクションは、それぞれが抱える内面的な強さを際立たせ、「何を着るか」より「どう着るか」に重心を置いて自己表現の重要性を打ち出す。単なる装いを超えて真の存在感を示す。
第2章の全体的なスタイルは大胆で挑戦的かつ洗練されたムードを湛えている。ジョゼット調の白シャツに強めのカフタイディテールを加えたり、ベルトのみで構成したユニークなスカートやアイレットをあしらったシースルーのプリーツスカートなど、デザイン要素が一層豊かになっている。

イブニングウェアも第1章の柔らかく流れるようなシルエットとは一線を画し、構築的で研ぎ澄まされたフォルムへと再解釈されている。とくにバックラインにバックルを配したサテンのドレスは、クラシックでありながら時代を超えた優雅さを宿す。
第1章の主要素材だったレザーは、今回さらに光沢感のあるオイル仕上げのハイシャインテクスチャーで登場する。インクネイビーとクラシックブラックを基調に展開され、レザーとスエードをミックスしたミニフレアスカートなど予想外の組み合わせも目を引く。
さらに、ファープリントをトロンプルイユ技法で表現したセットアップや、強めのアシッドウォッシュを効かせたブラウンデニム(ビスチェ、ジーンズ、スカートなど)、さりげないスポーティムードを加えたニットウェアなど、ウィットに富んだディテールがコレクション全体に散りばめられ、感覚的で独創的なスタイルが完成している。
写真= H&M