「欲、気性、可愛さ」— IUが自身で語ったソン・ヒジュというキャラクターを表す三つの言葉だ。MBCの金土ドラマ『21世紀大君夫人』でキャッスルビューティ代表にして財閥家の次女ソン・ヒジュ役を演じるIUが、ドラマ撮影現場でインスタグラムに公開した写真4枚に注目が集まっている。「ソン・ヒジュ、派手に登場」というキャプションとともに投稿された二つのルックを、ここから一つずつ解説する。

ピンクツイードジャケットのセットアップ、ソン・ヒジュのクラシックな第一印象
最初の写真に写るピンクツイードのセットアップは、ソン・ヒジュというキャラクターが放つ「完璧な財閥」イメージを端的に表現している。肩パッドがわずかに入った構築的なシルエットのジャケットには、胸元のフラップポケットが二つとゴールドトーンのボタンがあしらわれ、上品な雰囲気を醸し出している。素材はツイード特有の密な織り感が生きており、格式と高級感が感じられる。ボトムは同素材のミディタイトスカートで、裾にホワイトレースのトリミングが一段加わり女性らしいアクセントになっている。ピンクとレースの組み合わせは春の夜のロマンティックなムードにぴったり合う。足元には同系のピンクのポインテッドトゥパンプスを合わせ、つま先まで色を統一している。ソン・ヒジュのような洗練されたCEOムードを出したければ、ピンクツイードのセットアップ一式で十分だ。

レッドのオーバーサイズブレザー、ソン・ヒジュの強烈な存在感そのまま
残る三枚はレッドのオーバーサイズブレザーを主体としたルックだ。ドラマのセットを背景に撮られたこれらのショットは、「派手に登場したソン・ヒジュ」のムードをそのまま切り取っている。鮮やかなレッドカラーのオーバーサイズブレザーは肩線がゆったりと落ちるルーズなフィットで、インナーも同系のレッドで揃え、全体をレッドトーンで統一したトータルコーディネートになっている。レッド×レッドの強烈な組み合わせは夜の屋外セットでも圧倒的な存在感を放ち、まさにソン・ヒジュが登場する場面で必要な雰囲気を作り出す。
このルックの真のポイントはホワイトのサテンボクラッチだ。リボンの形に折られたサテン素材のホワイトクラッチが加わることで、強烈なレッドムードがほどよく和らぎ、同時にソン・ヒジュ特有の「可愛さ」が際立つ。レッド×ホワイトの反転する配色が、このルックを過剰にならずにインパクトあるものに仕上げている。足元はホワイトのレースアップアンクルブーツを履き、クラッチの色とつながりを持たせている。レッドのトータルコーデにホワイトのシューズとクラッチを同時に合わせ、上下にホワイトのポイントを反復させることで全体に統一感を与えている。耳元にはシルバーのフラワーモチーフイヤリングを一つだけ添え、繊細なアクセントを加えている。

IUはソン・ヒジュというキャラクターについて「最初は制御できない欲や気難しさが目立つが、物語が進むにつれて欠乏が満たされ、可愛くて魅力的な姿も多く見せる」と語っている。二つのルックはいずれもその魅力をスタイリングで的確に表現している。ソン・ヒジュのように強烈でありながら可愛いムードを演出したければ、まずはレッドのトータルコーデにホワイトのポイントアイテムを一つ加えることから始めるとよい。
