【衝撃】調査結果に激怒!ハンナムは「計算された険地」か?

キム・ダニエル | 2026.04.10

チョ・グク、京畿道ハナム甲出馬を示唆 戦略転換の可能性浮上

首都圏出馬で全国規模の政治家として格を上げる狙い

チュ・ミエの「後光」で完全な劣勢地域ではないとの分析も出る

引用:デイリーアン ホン・グムピョ記者
引用:デイリーアン ホン・グムピョ記者

チョ・グク革新党代表が6月3日の地方選と同時に実施される再補欠選挙で“険地”から出馬する意志を示す中、京畿道ハナム甲への言及が政治圏の注目を集めている。チュ・ミエ(共に民主党)議員が京畿道知事候補に選ばれることで空席になると見込まれる地域を念頭に置いた発言と解釈され、ハナム甲出馬の可能性が具体化しているとの見方が強まっている。

政治圏関係者によると、チョ代表は前日、慶南・昌原の国立3・15民主墓地を参拝した後、再補欠選挙について「簡単に見える場所は選ばない」「特定の地域に閉じ込められた政治は追求しない」と述べた。険地出馬の意思を明確にし、勝負に出る姿勢を示した形だ。

とりわけチョ代表はその過程でハナム甲に言及し、チュ議員が前回総選挙で約1%ポイント差で勝利した点を強調した。接戦地であった点を浮き彫りにし、自らが“険地”の基準に当てはまる選挙区であることを暗示したと受け止められている。

実際、ハナム甲はハナム市内でも旧市街を中心とした地区で、保守傾向が比較的強いとされている。前回総選挙ではチュ議員が当時のイ・ヨン(国民の力)候補に対し1.17%ポイント、1199票差で辛勝した。チュ議員は同時に10の小選挙区のうち感日洞を除く多くでイ候補に敗れたが、期日前投票と在外投票で圧勝したことが勝因として指摘された。

チョ代表の発言は単なる可能性の指摘にとどまらず、事実上、出馬候補地の輪郭を公に示したという解釈もある。これまでは釜山北甲、安山甲、平沢等が出馬候補地として取り沙汰されてきたが、首都圏の重要選挙区であるハナム甲を直接言及したことで戦略変更の可能性が取りざたされている。

ただし、ハナム甲を「絶対的な険地」と評価するのは難しいという見方もある。チュ議員が最近まで同選挙区を維持してきたことや、与党の支持基盤が全般的に保たれている点から、選挙構図次第では競争力を確保し得るという分析だ。

政治圏では、チョ代表が象徴性と現実性を同時に勘案した選択をしているとの評価が出ている。首都圏から出馬することで全国的な政治家としての存在感を高める一方、過度に不利ではない接戦区を選ぶことで勝算も確保しようとしている、という見方である。

釜山北甲など他の候補地と比べると、ハナム甲は首都圏という点で政治的波及力が大きく、かつ完全な劣勢地域ではないことから「計算された険地」に近いとの分析が出ている。

パク・サンビョン政治評論家は、与党有力の大統領候補格であるチョ・グクが釜山や安山への出馬がうまくいかず、最後に慌ててハナムを先取したように見えると指摘。「現状では首都圏で与党候補が当選する可能性は高いが、万一落選すればダメージは小さくないだろう」と評した。

さらにパク氏は、民主党がチョ・グクに配慮して候補を擁立しないということはないだろうとした上で、ハナムの有権者が地域と縁の薄いチョ・グクの出馬を歓迎するとは限らないと付け加えた。

一方で、チョ代表のハナム甲出馬の可否はその政治的地位の浮き沈みを左右する大きな分岐点になり得る。ハナム甲で勝利すれば次の政治展開に弾みが付く可能性があるが、逆に敗北すれば政治的負担は少なくないだろう。

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