ポートシティの未来を変える無所属の挑戦!

ク・ジンホン | 2026.05.10

9日午後2時、アン・ビョングク無所属候補が選挙事務所の開所式で来賓や支持者にあいさつしている
9日午後2時、アン・ビョングク無所属候補が選挙事務所の開所式で来賓や支持者にあいさつした。(写真=ク・ジンホン記者)

【アジアタイムズ ヨンナム取材本部=ク・ジンホン記者】ポハン市議会ラ選挙区(チュクド・チュンアン洞)で、アン・ビョングク候補が国民の力を離党し、無所属で市議4選を目指す出馬を表明した。アン候補は9日、ポハン市北区チュクド洞の選挙事務所で開所式を開き、本格的な選挙戦に入った。


アン候補は「これまで積み上げてきた議会経験と専門知識を基に、停滞する中心市街地に新たな活力を吹き込む」と述べ、無所属出馬の理由と決意を語った。今回の選挙は政党間の争いを超え、地域発展のために人物に基づく選択をするべきだと強調し、有権者の支持を訴えた。


アン候補の最大の強みは「現場に根ざした政策の専門性」だ。3期の市議を務める一方で学びを止めず、ハンドン大学大学院で都市および地域計画学を専攻し、工学博士号を取得している。


過去の落選経験を地域発展のための研究期間に充て、都市工学の視点からポハンの中心市街地の空洞化問題を分析してきた経歴は、地域の政治界でも差別化された資産と見なされている。

アン・ビョングク無所属候補のポハン市議選事務所の全景
アン・ビョングク無所属候補のポハング市議会選挙事務所の全景。(写真=ク・ジンホン記者)

アン候補は今回の選挙の核心価値を「中心市街地の回復の完遂」と掲げた。中心市街地の構造改善のために長年練ってきたプランを現実に仕上げる時だと述べ、具体的な4つの推進課題を公約に掲げた。


主な公約は、△中央・チュクド洞一帯で5000世帯規模の再開発を通じた住宅基盤の拡大、△中央商圏を若年起業と文化が融合する経済拠点へ転換、△チュクド市場とヨンイル大商圏を連携させた滞在型観光ベルトの構築、△旧ポハン駅とハクサン公園一帯に市民複合文化空間を整備、などを含む。とりわけ住宅環境の改善と若者の流入を結びつけた好循環の創出は、都市再生の専門家としての視点が反映された項目だ。


離党の決断についてアン候補は、「長年所属した党を離れる心境は重いが、公認手続きの論争よりも地方選挙の本旨である『住民の生活』に集中することにした」と説明し、「党派に縛られず、ただチュクド・チュンアン洞住民の声を代弁する真の地域の働き手になる」と強調した。

アン・ビョングク無所属候補が選挙事務所の開所式で支持者に声援に応えている
アン・ビョングク無所属候補が選挙事務所の開所式で支持者に声援に応えている。(写真=ク・ジンホン記者)

アン候補の無所属出馬は、当該選挙区の構図を一層複雑にする見込みだ。地域の政治関係者は、アン候補が持つ堅実な組織力と都市再生分野での専門性が、無所属であるという制約をどこまで克服できるかが今回の最大の変数になると見ている。


都市の衰退と成長は政治的スローガンで決まるものではなく、実務的な行政力と政策の精緻さによって左右される。アン候補が示した中心市街地再生の青写真が単なる選挙公約を超え、ポハンの地図を変える実行力になり得るか注目される。


今回の無所属挑戦は、地域政治のパラダイムを政党中心から人物と政策中心へと転換する重要な試金石になるだろう。その結果はポハン中心市街地の将来の競争力を測る指標となる見込みだ。