春の花の祭り『ガピョン・ジャラソム花フェスタ』の準備が整った。
これまで毎年春に繰り返されてきた首都圏近郊での深刻な交通渋滞と駐車難は、来場者に祭りの楽しさより疲労をもたらしてきた。ガピョン郡を代表する観光地ジャラソム島も毎年10万人以上が訪れ、進入路確保や便宜施設の不足が指摘されてきた。
昨年ジャラソムを訪れた市民A氏は「花は美しかったが、島に入るまでだけで1時間以上かかって疲れた」と語った。今年は祭りの規模がさらに拡大するとされるが、増える来訪者を受け入れる動線とインフラが十分に整備されるか疑問が残る、と述べた。
6日、仁川日報の取材をまとめると、ガピョン郡はこのような現場の懸念と混乱を最小限に抑えるため、23日から6月14日まで『ジャラソム花フェスタ』を開催し、受け入れ体制を大幅に強化する。
郡は来場者の便宜のため、ジャラナル船着き場付近に飲食ブースを新設し、ガピョンのレールバイクからナムド入口まで電気自動車を無料で運行する。とくに外地からの観光客が支払う入場料7000ウォンのうち5000ウォンを地域商品券として還元し、周辺の飲食店やカフェの利用を促す政策を打ち出す。祭り会場内の消費を地域経済に循環させる狙いだ。
今年の祭りは「青い波の上、華やかな花の航海」をテーマに展開される。北漢江の波を背景に、ポピー、アイスランドポピー、デルフィニウム、ロベリア、コリウス、ケイトウなどが満開となり、巨大な春の庭園をつくる。今年の会場面積は史上最大の10万9500㎡で、昨年より約2万8000㎡拡大した。ジャラソムの各所には記念写真を残せる多彩なフォトゾーンも用意される。
ガピョン郡の関係者は「ジャラソム花フェスタが京畿道を代表する祭典に選ばれたことを踏まえ、訪問者が不便なく癒やされるよう万全の準備を進める」と述べた。
ただし、大規模な人出が一度に集中した場合に生じるボトルネックをどう制御するかが、今回の祭りの成否を左右すると見られる。ある観光分野の専門家は「単に花畑を広げるより、滞在時間の分散と連携交通網の効率的運営が実際の満足度を決める」と指摘した。
/가평=염기환 기자 ygh@incheonilbo.com