シンプルでもおしゃれ♡スジ流コーデ

チェ・アリン | 2026.03.11

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旅行先で撮った写真を見て「明日は何を着よう」と迷う瞬間、スジの今回のスタイリングが頼れるガイドになるだろう。歌手であり女優でもあるスジは自身のSNSに「旅行写真をそろそろ公開しようかな」と綴り、数枚の写真を投稿した。パリの異国情緒あふれる風景に溶け込む彼女の姿は、華やかなステージの表情とは異なり、力の抜けた洗練──いわゆる「꾸안꾸(飾っているようで飾っていない)」──の感性をそのまま映している。定番アイテムの組み合わせは真似するのが難しいことも多いが、スジの選択を見ると答えがはっきり見えてくる。

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失敗しないブラックコートとホワイトTの鉄則

ブラックコートは誰でもワードローブに一着は持っている定番だが、着こなし次第では重たく見えたり、単調になったりする。スジはそこで非常に賢い選択をしている。クリーンなホワイトのラウンドTシャツをインナーに合わせ、顔色を明るく見せると同時に全体に軽やかさを加えているのだ。ボタンをきちんと留めたブラックコートはきちんとした印象を残しつつ、ややルーズなシルエットのスラックスと合わせて動きやすさも確保している。そこへ無骨なヒールが印象的なブラックワーカーを合わせ、平凡になりがちな装いにエッジを効かせている点が秀逸だ。

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クラシックなブラックジャケットは、デニムと合わせると自由になる

旅行先で最も頼りになるアイテムの一つがブラックブレザーだ。スジはクラシックなブラックジャケットにウォッシュ加工の入ったワイドデニムを合わせ、肩の力の抜けたパリジャンらしいムードを作り出している。注目したいのは足元の選択だ。革靴ではなく、赤のポイントが効いた白スニーカーを選ぶことで、硬く見えがちなジャケットのコーデを一気にカジュアルでセンス良く仕上げている。片手に持ったブラックのトートバッグが全体のバランスを引き締め、編集者目線でもうらやましいほどの完璧な配分を示している。

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旅の完成はディテールにあり、素材とアクセサリーの力

スジのコーデが特別に見えるのはディテールにこそ理由がある。同じブラックでもブークレのような質感のある素材を選べば、ぐっと立体感のあるスタイリングになる。屋外テラスでのカットでは、素材がもたらす温かみとブラックサングラスのシックさが絶妙に調和している。また、室内で撮った鏡セルフィーのブラックタートルネックとデニムの組み合わせは、定番アイテムだけでどれだけ深みのあるムードを作れるかを雄弁に示している。床に並べられた複数のシューズの中から、その日の行き先に合わせて履く一足を選ぶ楽しさも伝わるシーンだ。

難しく考える必要はない。最も馴染みのあるブラックの定番を取り出し、デニムとホワイトTシャツでミックスするだけで十分だ。次の旅支度をする際に、スジが見せたこの潔い組み合わせを思い浮かべてみるといい。クローゼットの基本アイテムが新鮮に見えてくるはずだ。