クリエイターが化粧品ブランドを立ち上げ!

チョン・ダウン | 2026.03.11

PPLに出演していたクリエイターが独自のビューティーブランドを企画
該当IPを基にした化粧品は製造業者が生産
カフェ24がオンラインコマースのインフラを支援
韓国化粧品協会とカフェ24がパートナーシップを構築
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

クリエイターの知的財産(IP)を起点に、化粧品の企画から製造、販売までを一気通貫でつなぐコマースエコシステムが整いつつある。韓国化粧品協会とカフェ24が連携し、クリエイター、化粧品製造企業、オンラインコマースを結ぶ協業モデルを構築。業界の新たなビジネス機会として注目を集めている。

11日、業界筋によると、韓国化粧品協会はカフェ24と協力して化粧品製造分野でのパートナーシップを構築する。YouTubeやSNSで活動するクリエイターのIPを基に化粧品ブランドを企画し、協会会員である化粧品受託製造(OEM)・製造者開発生産(ODM)企業が製品を生産する構造だ。その後の販売・運営はカフェ24がオンラインコマースのインフラを活用して支援する形で進められる。

今回の協業は、クリエイター主導のブランドビジネスが急速に拡大する流れを反映している。強固なファンダムを持つクリエイターたちが単なる広告(PPL)を超え、自らビューティーブランドを企画・販売しようとする動きが増えているためだ。実際にクリエイターが直接ブランドを立ち上げたり、企業と共同で製品を発売する事例が増加している。

化粧品業界では製品開発、製造、品質管理、認証、流通など多岐にわたる手続きが必要で、個人クリエイターが単独でブランドを運営するには参入障壁が存在してきた。とくに製造パートナーの確保や品質管理体制の構築、流通チャネルの運営は個人では解決が難しい領域とされてきた。

韓国化粧品協会とカフェ24はパートナーシップを通じてこうした障壁を下げ、実際のブランドローンチにつながる実行型の協力体制を整える方針だ。協会会員である化粧品製造企業はクリエイターと直接協業する機会を得ることになる。

クリエイター側は、自身のコンテンツIPとファンダムを基盤に化粧品ブランドを直接ローンチできる基盤が整う。ブランド企画やコンテンツ制作に注力しつつ、製品の製造・品質管理・流通は専門企業の支援を受けられるため、事業拡大の可能性が高まる。

化粧品製造企業にとっても新たな活路が開かれる見込みだ。ファンダムを基に既に需要が確認されたクリエイターと協業することで、初期のマーケティングリスクを軽減できる。クリエイターブランドを通じて新たな消費者層を取り込み、長期的なブランド協業パートナーシップへ発展する可能性も期待される。

カフェ24は自社モール構築ソリューションやYouTubeショッピング連携機能などで、コンテンツとコマースを結合した販売構造を支援する計画だ。クリエイターが運営するコンテンツ チャンネルとオンラインショッピングモールをつなぎ、消費者直接販売(D2C)方式の化粧品販売モデルを拡大する戦略を掲げている。

業界関係者は「化粧品OEM・ODM企業、クリエイター、コマースプラットフォームが各々の強みを結集した協力モデルが構築され、新たなビューティーコマースのエコシステムが生まれることが期待される。製造側も単なる広告中心のクリエイターマーケティングから、コンテンツIPを基盤にしたブランドビジネスへ拡張できるだろう」と述べた。

チョン・ダウン 記者 dandan@etnews.com