アモーレパシフィックが日本進出加速!

キム・ダニエル | 2026.04.10

Translation result
引用:アモーレパシフィック ジャパン
引用:アモーレパシフィック ジャパン

【더구루=ジン・ユジン 記者】 アモーレパシフィックは、日本の「ビューティー聖地」と呼ばれる大型雑貨店「ロフト(LOFT)」を足がかりにK-ビューティーの勢力圏拡大に拍車をかける。既存の人気ブランドに留まらず、現地未発売のラインナップを大胆に並べることで、日本市場でのブランドポートフォリオを多角化し、中長期的な成長エンジンを確保する狙いだ。

10日、アモーレパシフィックジャパンによれば、今月18日から来月29日まで、渋谷・銀座・仙台など主要商圏のロフト11店舗で『ソウル・イン・ザ・ロフト・バイ・アモーレパシフィック(SEOUL IN THE LOFT by AMOREPACIFIC)』を開催する。今回のイベントは単なる販売促進にとどまらず、ブランド体験を重視した体験型プロジェクトとして企画されたという。

店舗レイアウトにも工夫が凝らされている。ソウルのランドマークや街並みをモチーフに、クリニック、カフェ、学校、スーパーマーケットといった日常空間をブランドブースに再現。日本の消費者がまるでソウルを旅しているような没入型の空間体験を通じて、ブランドへの心理的な敷居を下げ、関心を高める狙いだ。

プロジェクトの核はラインナップの拡充だ。イニスフリー、エチュード、ラネージュなど既存の主力に加え、ヘラ、エストラ、プリメラなど機能性とラグジュアリーを兼ね備えたブランドを前面に配した。さらに、パズルウッド、ハンユル、イリユンなど日本に正式進出していないブランドも含め、計10ブランドのラインナップを揃えた。

特に未進出ブランドの投入は単なる展示ではなく、現地での反応を探るテストベッド的役割が強い。消費者の反応をリアルタイムで測定し、今後の正式ローンチの可否を判断するアンテナショップ戦略であり、日本事業のポートフォリオ再編の合図とみられる。

商品構成も現地需要に合わせて緻密に設計された。エストラは敏感肌向けの新製品『アトバリア365カプセルトナー』と『ハイドロスージングクリーム』を主軸に据え、ラネージュはグローバルヒットの『リップスリーピングマスク』のシーズン限定版を投入。プリメラは高機能アンチエイジングの『ビタチノールバウンシーリフトセラム』などで競争力を打ち出す。

今回の展開は、自社ブランドを日本の主流ブランドとして定着させる契機になるとの評価が出ている。最近の日本のビューティー市場は成分や効果志向に再編されつつあり、ダーマ系、ビーガン、高機能といったラインナップを同時に備えるアモーレパシフィックが競争優位を握れるとの見方だ。

加えて、ロフトという大衆性とトレンド拡散力を併せ持つチャネルを活用することで、短期間でブランド認知を高められる点も追い風となる。

アモーレパシフィックはこのプロジェクトを契機に、日本全国でのオフライン接点を積極的に拡大するとともに、現地ニーズを反映したマーケティングを通じて、自社ブランドをK-ビューティーカテゴリーから現地市場の主流ブランドへ格上げする方針だ。