【アンカー】
第2次総合特別検察は、サンバンウルの北朝鮮送金事件に関する供述誘導疑惑を「史上最大級の国政私物化」と位置づけ、捜査を続けている。
特に、尹錫悦政権の大統領府公職機関秘書官室が介入を試みた情況が明らかになり、注目が集まっている。
移動勲記者だ。
【記者】
一昨年2月、李華永前京畿道平和副知事のサンバンウルの北朝鮮送金事件の裁判では、対北制裁が争点の核心として浮上した。
当時、李前副知事側はサンバンウル側が朝鮮労働党ではなく朝鮮アジア太平洋平和委員会などに資金を送ったと主張した。対北金融制裁の対象か否かが違法性を判断する基準の一つだったからだ。
李前副知事側は裁判所の許可を得て企画財政部に事実照会を申請し、財政部は「アジア太平洋委員会などは金融制裁の対象ではない」という趣旨の有権解釈を回答した。
ところが、財政部の回答が報道されると、尹錫悦政権の公職機関秘書官室が国家情報院を通じてこれを覆そうとした事実が後になって判明した。
「イ・ジョンソク/国家情報院長(3日、『捏造起訴』国政調査)」 「尹錫悦政権の公職機関秘書官室が北朝鮮送金事件への関与を試みた事実が明らかになった。イ・シウォン当時の(公職機関)秘書官は『労働党傘下の組織が制裁対象ではないという説明は納得できない』と述べた…」
国家情報院の内部調査によれば、イ・シウォン当時の公職機関秘書官は国家情報院に対し「国家情報院長主宰の会議を通じてアジア太平洋委員会などが制裁対象かどうかを議論すべきだ」と主張したという。
国家情報院が否定的反応を示すと、「国家安保室が主導するようにする」と述べたと伝えられる。
その後、国家情報院は北朝鮮送金事件を審理する水原地裁の要請に対して「制裁対象に含まれる」という内容がない回答書を提出し、裁判所もアジア太平洋委員会などを制裁対象と判断しなかったと伝えられる。
こうした情況が明らかになると、与党内では尹錫悦政権が李前副知事に南北交流協力法や国家保安法違反などの容疑を適用しようとしたのではないかという疑惑が提起された。
先に「供述誘導」事件を移管し、事件を「史上最大級の国政私物化」と位置づけた第2次総合特別検察も、こうした組織的介入の可能性を念頭に捜査を続けている。
連合ニュースTVの移動勲だ。
【映像編集 キム・ミジョン】
【グラフィック ミン・スンファン】
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移動勲(yigiza@yna.co.kr)