ソファに横たわっている犬の後ろ姿 / Chummin WU
普段と変わらない帰り道、妻から届いた一枚の写真に夫は思わず笑みをこぼした。ソファの上に枕を置き、きちんと花柄の掛け布団までかけて眠っている誰かの後ろ姿が写っていたからだ。
一見すると、疲れた一日を終えて昼寝をしている夫自身の姿とそっくりだった。
しかし写真をよく見れば、夫はこの穏やかな眠りの主が人間ではないことに気づいた。枕の上にちょこんと立つ小さな耳と、布団の外に少し見えるふわふわの尻尾――家の愛犬、柴犬だった。
ソファに横たわっている犬の後ろ姿 / Chummin WU
ソファに横たわっている犬の後ろ姿 / Chummin WU
この賢い飼い犬は、人間の眠り方を完璧に身につけたかのように見えた。自ら枕の特等席を占め、全身を布団で包んで深い眠りに落ちている姿は、見る者に「人間じゃないか」と思わせるほどの高いシンクロ率を示していた。
妻は写真に「リビングであなたが先に帰って横になっていると思ったよ」と冗談交じりのメッセージを添えた。
普段から家族がソファで休む様子を観察していた犬がそのまま真似したのだろうか。それとも、ただふかふかの枕と暖かい布団の心地よさを覚えてしまったのだろうか。
ペットと暮らす日常には、こうした予想外の瞬間が大きな笑いと癒しをもたらす。
人間よりも人間らしく眠る愛犬の可愛らしい姿は、疲れた一日を過ごした夫にとって、どんな疲労回復剤よりも強力なエネルギーになった。今夜、この愛らしい侵入者のおかげで家族の会話が弾むだろう。