" />新型コロナなどの影響で縮小していたクルーズ観光が回復し、今年は韓国内へのクルーズ入港が過去最多水準に達する見通しだ。政府が「海の上のホテル」と称されるクルーズ観光の活性化に乗り出すなか、仁川港でも史上級の入港が予定され、需要拡大に備えた準備が本格化している。
12日、海洋水産部によると、今年の韓国内クルーズ入港は過去最多の約960回と見込まれている。
こうした流れのなか、仁川港も今年1月に天津東方国際クルーズ社の「ドリーム号」を迎え、活気を取り戻している。11日現在、仁川港の今年のクルーズ入港計画は合計132航次で、昨年の32航次から312.5%(100航次)増と大幅に増加した。
とくに仁川空港と隣接する利点を生かし、仁川空港で入国して仁川港から出航する「フライ&クルーズ(Fly&Cruise)」モデルも定着している。この需要は2024年の5回から昨年は15回に増え、今年も13回が予定されている。
韓国を訪れるクルーズ需要が増す中、政府は関連インフラの整備や船上での審査拡充など支援を強化している。
仁川でも増加するクルーズ需要に対応する環境整備が加速している。観光客の満足度を高め、再寄港を促す狙いだ。
仁川港湾公社(IPA)は観光客増に対応してクルーズターミナル周辺に防風・防雨施設を拡充し、車両の通行や利用者の安全確保のために車両別の駐停車区画を調整する。
また、海洋水産部と協議し、クルーズターミナル外部に手荷物処理施設を整備する方針も進める。
地域観光・消費と連動したコンテンツも展開される予定だ。
仁川市はIPAとともにクルーズの歓迎・見送りイベントを新たに準備している。下半期には伝統市場や松島の商圏で使える観光客向けクーポンの発行を推進し、地域祭と連携した観光商品開発も計画している。
IPA関係者は「現在のようなクルーズ入港の流れが続き、できるだけ再寄港が行われることが重要な目標だ」と述べ、「またフライ&クルーズの母港化をさらに特化して拡大していきたい。その速度に合わせて施設の補完も迅速に進めるよう努めている」と説明した。
仁川市関係者も「歓迎ムードを醸成して再訪を誘導できるよう見送りプログラムを運営し、クルーズ訪問客の動線が地域消費と連動するようクーポンイベントも計画している」と述べた。
/正恵理記者 hye@incheonilbo.com