ホシノリゾートが変える!体験型観光の新時代

シム・ハヨン 기자 | 2026.05.08

Translation result.イ・スンヒョン
ホシノリゾートはグアムを代表するリゾート「リゾナーレ グアム」を起点に、単なる宿泊型の保養地を越えて「体験型滞在観光」を強化する方針を打ち出した。新たな施設とローカルコンテンツを結び付け、従来のグアム旅行の定石を変える戦略を掲げている。

イ・スンヒョン ホシノリゾート グローバルマーケティングマネージャーは7日のメディア懇談会で、ホシノリゾートが目指す核心価値は「地域」と「再生」だと説明した。既に栄えた地域にもうひとつホテルを建てるのではなく、可能性はあるものの衰退して注目されてこなかった地域の価値を呼び戻すことに注力しているという。

また、現在の日本の観光は東京・大阪・京都など一部に偏っているが、日本には35の国立公園をはじめ豊かな自然観光資源があると指摘した。特定地域への集中は、観光客の満足度という観点でも長期的に好ましくないと述べた。

最近発表した新ブランド「LUCY(ルーシー)」にも触れ、日本にはすでに361の山小屋がある一方で、現代の旅行者が期待する利便性や滞在体験が不足していたと説明した。LUCYは既存の山小屋の不便さを改め、自然の中でも快適に過ごせる宿泊体験を提供するために作られたブランドだと紹介した。

代表例として挙げたのが「OMO7 大阪」だ。イ・マネージャーは、OMO7大阪の立地する新今宮は長年にわたり衰退したイメージが強く、ホテル用地も40年にわたり放置されていた場所だと説明した。賑わう梅田や難波ではなく、新今宮にホテルをつくることで地域経済に貢献できると判断したという。

OMO7大阪の事例を通じて地域連携の戦略も示した。大阪の店舗と協力してたこ焼きやコメディショーなどローカルコンテンツをホテルの体験に取り入れた結果、開業後に地域の雰囲気自体が変わったと評価されている。特にOMO7大阪は韓国客向けの販売客室数でトップ3に入る人気を獲得しており、地域とのつながりを通じて都市の魅力を拡張する運営がホシノリゾートの目指す方向だと強調した。

ホシノリゾートはこの理念をグアムにも適用している。リゾナーレ グアムは今年、オールデイダイニング「CHO CHO(チョチョ)」とグアム初のビーチクラブ「BEACH CLUB(ビーチクラブ)」を新設し、体験型コンテンツを核とするリゾートへと生まれ変わる。単に客室や付帯施設を提供するだけでなく、旅行者の動線や滞在体験そのものを設計することに重きを置いたという。

ホシノ
新たに登場する「CHO CHO」は、グアム伝統のチャモロ料理とスペインの影響を受けた郷土料理を提供する場として運営される。食事を単なる飲食サービスではなく文化体験として位置付ける点が特徴だ。10月開業予定のビーチクラブは、ホテル前のプライベートビーチを基盤に、料理と音楽、アクティビティを融合させた滞在型の空間として整備する。自然景観を最大限に生かす設計で既存の海浜施設との差別化を図る方針だ。

リゾナーレ グアムは、グアム最大規模のウォーターパークやマンタスライド、他ホテル比で約1.5倍に相当する客室数などハード面の競争力も強化している。特に客室、ウォーターパーク、レストラン、ビーチクラブ、海辺が一連の流れのように結び付く構造を通じて、移動そのものを旅行体験に変える戦略を採る。

韓国からの旅行者は増加傾向が続いている。ホシノリゾートの集計では、2025年の韓国人宿泊客は前年から約19%増加した。今年4月時点の実績では、2026年の予約規模は前年同期比で約35%成長しており、来年分の予約はすでに今年全体の81%に達している。

韓国客向けの販売客室数で人気上位に入る施設は「ホシノリゾート トマム」「星のや沖縄」「OMO7 大阪」などだ。最近は「リゾナーレ 小浜島」「海 亜久井(カイ アキウ)」「OMO5 函館」など地域体験型施設の予約増加も顕著になっている。

ホシノリゾートはグアム以外でも新施設の拡大を続ける計画を示した。2025〜2026年にかけて「リゾナーレ 下関」「OMO5 横浜馬車道」「OMO7 横浜」「カイ 草津」「カイ 宮島」「カイ 蔵王」「BEB5 門司港」などを順次開業する予定で、北米初の本格的な旅館プロジェクト「Sharon Springs(シャロンスプリングス)」は2028年開業を目指して推進中だ。

ホシノリゾートの関係者は、ニューヨーク近郊の温泉リゾートで日本式旅館とウェルネス体験を組み合わせ、東洋的な癒やしの文化を現地市場に紹介する計画だと語った。