桜が舞う道を行く、特別な春のドライブコース

ファン・イナ記者 | 2026.03.11

春風がそっと吹き始めると、まず思い浮かぶのは車のキーだ。遠出は気が重いが、家にいるにはもったいない季節のため、ソウル近郊の春のドライブコースを探す人が増える。ソウルから1時間前後で行けて、窓外に春の風景が途切れず広がる道だけを厳選して紹介する。

桜並木から河岸沿いのドライブ、樹木園や湖まで、日帰りで回れるコースを揃えた。週末の予定も組みやすい。

北漢江に沿って走る定番コース【南楊州ドライブ】

八堂駅-能内駅-水の庭園

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八堂駅から始まり、川沿いに能内駅と水の庭園へ続くコースは、ソウル近郊の春ドライブの定番だ。八堂大橋を渡り北漢江に沿って走ると、自転車道と河岸景色が連続し、車内にいるだけで気分が和らぐ。

途中で廃駅の趣が残る能内駅に少し降りて写真を撮り、水の庭園で菜の花と川景を楽しめば、春らしい写真は半分成功したようなものだ。駐車場は小規模に分かれているため、週末より平日や早朝の訪問を狙うと余裕を持てる。

写真映えするコース【楊平ドライブ】

二物頭-セミウォン-九屯駅

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ソウル東側へ少し足を伸ばすと、二物頭とセミウォンを結ぶ南漢江沿いのドライブが待つ。川沿いには桜や春花が続き、朝に残る水霧が幻想的な風景を作ることもある。

セミウォンでの散策を終えたら、楊平の野花樹木園やレトロな雰囲気が残る九屯駅まで足を延ばすのが良い。古い線路や客車を背景に写真を撮るのに向いており、カップルや家族連れでも満足度の高いルートだ。

楊平がソウル近郊の春ドライブに向く理由は、移動の負担が少なく、帰宅後も体力が残るほどアクセスが良い点だ。退勤後に軽く夜のドライブを楽しむのもおすすめだ。

春の庭園と湖めぐりコース【加平ドライブ】

朝霧樹木園-清平湖

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春の花園と湖のドライブを同時に楽しみたいなら、朝霧樹木園を出発点にするのが定番だ。園内ではチューリップ、梅、山茱萸などの季節の花が順に咲き、園外へ出て清平湖に沿って走ると、水面と山の稜線が溶け合う典型的な春の風景が車窓いっぱいに広がる。

湖を見下ろすカフェが点在するため、眺めの良い店でコーヒーを一杯楽しむのにも便利だ。ソウル近郊の春ドライブでは「散歩+写真+カフェ」の三拍子を同時に満たせる効率の良いルートに位置付けられる。

映画のような桜のトンネル【龍仁】

ガシル桜道-エバーランド

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桜シーズンにだけ味わえる特別なソウル近郊の春ドライブを求めるなら、龍仁のガシル桜道が狙い目だ。龍仁市庁からエバーランド方面へ続くこの道は、春になると王桜がトンネル状に道路を覆い、映画の一場面のような景観を作り出す。

ゆっくり走ると、空と道のあいだが全部ピンクに染まる瞬間があり、桜ドライブを求める人々の間で繰り返し語られるスポットだ。

週末は車が集中して渋滞することもあるため、平日の午後や早朝を狙うとよりゆったり楽しめる。続けてエバーランドで遊ぶプランもおすすめだ。