【ツアーコリア=キム・ホンドク 外信記者】 ビジネスとレジャーを組み合わせた「ブレジャー(bleisure)」市場が拡大している。デジタル機器の普及やリモートワークの浸透に伴い、働き方の変化と柔軟性の拡大、ワークライフバランスへの欲求が高まり、出張にレジャー活動を組み合わせる専門家が増えている。
世界の観光・旅行業界で進んでいるこの変化は、企業の出張方針を見直させ、ホテルや観光産業の勢力図を塗り替えている。ハイブリッド勤務モデルの定着や企業の出張活動の増加に加え、出張とレジャー体験を組み合わせたいという専門家の志向が、このトレンドを生んでいる。
" />市場調査機関であるトランスマーケットリサーチは、世界のブレジャー旅行市場が2024年に6927億ドル(約110兆6,046億4,893万3,000円)規模であり、2025年から2035年まで年平均17.8%の堅調な成長を記録すると報告した。それによれば、2035年末にはブレジャー市場が約4兆1772億ドル(約666兆9,810億118万8,000円)に達すると見込まれている。
今後10年間で着実に拡大すると予測されるこの市場は、特にリモート勤務モデルの増加、柔軟な企業方針、専門家がどこでも働けるようにするデジタル機器の導入拡大に支えられて成長している。とりわけ、従来の業務ルーチンよりも体験を重視し、出張中に新たな目的地を探訪することを好むミレニアル世代やZ世代が、この成長の中核を担っている。
こうした潮流を受け、プルマン・ダナン・ビーチ・リゾートのような施設は宿泊客の行動変化に対応して企業顧客とレジャー客の双方向けサービスを強化している。同リゾートは最近、経営陣会議や戦略ワークショップ、カンファレンスや企業記念行事まで多様なビジネスイベントを開催できる柔軟なMICEインフラを強化した。
" />同リゾートは熱帯庭園やビーチを背景に多様なイベントを実施できるようインフラを拡張した。これらのスペースを組み合わせることで最大1,000人のゲストを収容でき、複数の形式やコンセプトでのイベント開催に対応してブレジャー市場の需要を満たす設計となっている。単なるMICEを超えた市場を狙っている点がうかがえる。
周辺に多様な観光地を抱えるこのリゾートは、立地上の利点に加えてリラクゼーションとウェルネスを目的とした各種レジャー施設も整備している。テニス、ピックルボール、パデルコートを備えた新設のスポーツコンプレックス、水上スポーツアクティビティ、24時間営業のフィットネスセンターなどがその例だ。スパサービスを通じた回復と休息の選択肢を提供することで他のリゾートと差別化を図り、若年層のブレジャー需要に応えている点も注目に値する。
Written by Hordon Kim, International Editor (hordonkim@tournews21.com)